稲田コラム

稲田コラム

2019.03.20

テニス肘にならないようにする為には肘関節のアフターケアが重要です。まずは自分自身で

 

出来る方法を簡単にお話します。試合や練習後は筋腱、靱帯は過度の等尺運動により疲労して

 

乳酸が溜まった状態です。原則的にはすぐに冷却するのですが、冷却の仕方を間違えるとかえって

 

痛みを伴う場合がありますので適切な指導者がいない場合は常温で安静にして下さい。

 

自宅に帰られてから入浴して肘関節を温めて下さい。39°ぐらいのお湯に半身浴でゆっくり

 

湯あたりしない程度で行って下さい。入浴後軽い運動を行います。まずは手のひらを外向きに

 

回します。その状態で肘を曲げます。この動作をゆっくりと20回ほど繰り返して下さい、テニスで

 

過度に負担が掛かった筋腱、靱帯を真逆の方向へ等尺運動します。このことにより肘関節の

 

ダメージが軽減されます。しかし、習慣的なダメージは前者を行っても補えない事があります。

 

痛みを感じたら直ぐに治療を受けて下さい。放置していると最悪は疲労骨折等を引き起こす

 

場合があります。当院でも相談致します。今日はここまでです。