稲田コラム

稲田コラム

2019.03.18

テニス肘についてお話します。テニスエルボーとも言い、肘関節の外側上顆に炎症を起こす事です。

 

軟式テニスより硬式テニスの方が痛める頻度は高いです。原因として一昔はフォアハンドを連続的に

 

手首を返す軟式テニスに症状が著明でしたが、硬式テニスも多様化したスタイルが原因で痛みが

 

頻繁に現れます。例えば硬式テニスのフォアハンドの打ち方は従来8の字を描くサーキュラスゥイング

 

で手首はは返さないのが原則でしたが現在はクリップは軟式テニスの持ち方に近いセミウエスタンで

 

厚くクリップしています。これによって上腕骨外側上顆に過度に衝撃がかかり炎症を起こします。

 

敷いては前腕の伸筋群にも負担がかかります。又、変則的なサーブやボレーなどにて通常は

 

野球肘と言われる肘の内側の上腕骨内側上顆炎も発症しています。ボールの勢いが有る

 

硬式テニスは極度に肘に負担が掛かります。適切な指導者が適切な強化、メンテを行うことが

 

肝要です。当院でもご相談いたします。今日はここまでです。