稲田コラム

稲田コラム

2018.09.03

肩関節の痛みは種々其々です。大きく分けてスポーツ等による外傷性、五十肩等、頚椎の神経

 

圧迫による痛み等に分類されます。まずはスポーツ等による外傷性に起因するものからお話します。

 

肩関節の構造は上腕骨骨頭と肩甲骨烏口突起が接しこの周りを強靭な筋、腱、靱帯等で覆って

 

います。どのスポーツ等でも肩関節に一番ストレスがかかる上腕二頭筋、三角筋、関節腱板に

 

痛みが発症します。急性期即ち痛みを感じてすぐは理学療法と安静で早期に治癒します。

 

少し放置した場合肩関節の運動制限が起こり理学療法と肩関節の運動療法等を少しずつ

 

施行します。少し治癒まで時間が掛かります。一番治癒しにくいのは痛みを感じながら

 

スポーツ等を我慢して行った場合炎症を抑えながら運動療法を確り施行しなければなりません。

 

痛みを感じたら迷わず早期に質の良い整骨院へ通院をお薦めします。特に学生はクラブの方針

 

や監督、顧問の意向(古臭い根性論の指導)で受診できないのが現実です。

 

保護者の方々の見守りとアドバイスが重要になります。今日はここまでです。